融資相談の際に持参するもの
融資を受けるためには、基本的に面談が欠かせません。下手すると、最初の印象で融資を受けることが出来るかどうかが変わります。銀行などの営業店の融資担当の方と面談することになりますが、好印象を持ってもらうためにも、あらかじめ出来る限りの準備をしておきましょう。
融資を受けるときには、どこの金融機関から融資を受ければ良いか悩まれると思います。金融機関によっては、不動産担保ローンを強く推していたり、運転資金の融資を積極的に行っていたり様々な特色があります。もちろん、基準金利も融資期間も異なります(信用保証協会の保証付でしたら、同じ条件になる可能性もありますが)。銀行や信用金庫などの違いはこちらをご覧ください。
インターネットなどで、この銀行は金利が安いだの、融資期間を長くしてくれるだの情報がありますが、あくまでその事業者が借りることができた融資条件を述べているだけですので、参考に留めましょう。
さて、とりあえず相談にいく金融機関を決めたところで、まずお願いしたいのが、電話で相談に行く旨のアポイントを取ることです。アポイント無しで、突然来店されたお客様にも対応は致しますが、金融機関の職員は内心ちょっと嫌がっています。なので、まずは電話で①法人名(個人名)、②融資相談に行きたい旨、③相談の概略(どんな事業を行っていて、どんな資金を相談したいのか)、④自分の連絡先、程度は伝えておいたほうが良いでしょう。
融資相談に行く際には、下記を持参しましょう。
1、自分の身分証明書
2、名刺
3、決算書3期分・確定申告書3期分
4、法人・個人の印鑑
5、会社概要
6、資金繰り表・収益計画
7、(設備資金の場合)見積書などの資料
具体的な相談ではなく、どんな借入が出来るのか、大まかな融資条件などを聞きたい場合は、1と2のみでも構いません。
具体的な相談をする場合、5、6、7の書類は必ず準備しなければならない、ということもありませんが、こちらで準備しておくと金融機関側も自社のことをイメージしやすくなり、融資審査が比較的早くなることが見込まれます。
とはいえ、5、6、7の書類の作成はなかなか簡単ではありません。ご希望でしたら、是非当職にご相談ください!